世界大百科事典(旧版)内のbrierの言及
【エリカ】より
…枝や葉の伸びる時期は十分,水や肥料をやって生長させ,夏以後は水をひかえて花芽をつけさせる。また地中海沿岸のE.arborea L.(英名brier)の根からはブライアー・パイプが作られる。 ヨーロッパ原産のハイデソウ一名ギョリュウモドキCalluna vulgaris (L.) Hull.(英名heather)はエリカの1種として栽培されるが,エリカ属ではない。…
【パイプ】より
…【大井 邦明】
[ヨーロッパ]
はやくから粘土を素材としたクレー・パイプclay pipeが使われていた。このクレー・パイプは,ブライアー・パイプbrier pipeが登場する19世紀まで,ヨーロッパの代表的な喫煙具であった。もともとは新大陸の現住民の間で用いられていたパイプをまねてつくったといわれているが,16世紀の終りごろイギリスで製造が始まり,喫煙の流行とともにオランダなど各国で盛んにつくられるようになった。…
※「brier」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」