世界大百科事典(旧版)内のBrunner,J.T.の言及
【モント】より
…1862年にイギリスに渡り,67年同国に帰化し,ウィドネスでルブラン法による炭酸ソーダ製造で廃棄される硫黄の回収技術を確立,これを工業化した。72年にはベルギーの工業化学者E.ソルベーからソルベー法(アンモニアソーダ法)による炭酸ソーダ製造のイギリス使用権を得て,ブランナーJ.T.Brunnerと共同でアルカリ工業を興し,81年ブランナー・モンド会社を創設した。84年以降の塩素回収研究からニッケルカルボニルを発見,これを使ってニッケル精錬法(モンド法)を確立,また89年に発生炉ガス(モンドガス)を発明,それぞれの分野で会社を設立し富を築いた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」