世界大百科事典(旧版)内のBuddington,A.F.の言及
【深成作用】より
… 花コウ岩体には,周囲の岩石の構造と調和した形で貫入しているものと,周囲の構造と非調和に貫入しているものとがある。バディントンA.F.Buddington(1959)は,花コウ岩体の形や性質と周囲の岩石の性質との間には密接な関係があると主張し,花コウ岩の性質や現出状態も,その形成された深さに対応すると考えた。そして,地殻の比較的浅くてほとんど広域変成作用の起こっていないところや古い地質時代の冷却してしまった変成岩地帯などをエピ帯epizone,深くて高度の広域変成作用の起こりつつある地帯をカタ帯catazone,その中間のところをメソ帯mesozoneと呼んだ。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」