世界大百科事典(旧版)内のButzbach,J.の言及
【旅】より
…《カルミナ・ブラーナ》に歌われているように放浪学生の多くは自堕落な暮しを送り,酒と女にあけくれていたのだが,なかにはそのような生活のなかでも勉学し,ギリシア語,ラテン語,ヘブライ語などを中心とする学問を身につけていった者もいた。ブッツバハJohannes Butzbach(1478‐1516)やプラッターThomas Platter(1499?‐1582)などの放浪学生の手記は,この時代の学生の旅の生活をつぶさに描いている。 ところで農村や都市で定住していた農民・市民にとって,旅とは何であったのだろうか。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」