世界大百科事典(旧版)内のc.f.の言及
【定旋律】より
…〈固定した旋律〉を意味するラテン語〈カントゥス・フィルムスcantus firmus〉およびイタリア語〈カント・フェルモcanto fermo〉の訳語で,しばしばc.f.と略記される。西洋の多声音楽では特に12~16世紀にかけて,既存の旋律をある特定の声部(多くはテノール)に置き,それを土台として他の諸声部を新たに作曲することが多い。…
※「c.f.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」