世界大百科事典(旧版)内のcadavreexquisの言及
【ノンセンス】より
…たとえば,A.ブルトンとその仲間が集まって,1枚の紙片の上に,他人の書いた語を見ないで主語,動詞,目的語などを書きこむ。〈優美な屍が新しい酒を飲むだろう〉という文章ができあがり,以後この遊びは〈優美な屍cadavre exquis〉と呼ばれることになった。しかし現代文学が生んだ最大のノンセンス作品はジョイスの小説《フィネガンズ・ウェーク》(1939)であろう。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」