世界大百科事典(旧版)内のCannabich,C.K.の言及
【カンナビヒ】より
…ドイツの作曲家。マンハイム楽派の一員で,その主導者であったシュターミツの弟子。イタリアで研鑽(けんさん)を積んだのち,師の亡きあと,マンハイムの宮廷オーケストラのコンサートマスターを経て,1774年に音楽監督。78年,宮廷自体の移動とともに活躍場所はミュンヘンに移る。多数の交響曲,協奏曲,室内楽曲,バレエなどの作品がある。77‐78年にマンハイムを訪れたモーツァルトに大きな示唆を与えた。 なお,アルザス地方出身の父マルティン・フリードリヒMartin Friedrich(1675?‐1759以後)もマンハイムの宮廷でフルート奏者,作曲家として活躍。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」