世界大百科事典(旧版)内のCantaoocellatusの言及
【キンカメムシ(金亀虫)】より
…アカスジキンカメムシPoecilocoris lewisi(イラスト)はミズキ,キブシなどの実で若虫が育ち,ニシキキンカメムシP.splendidulusはツゲで育ち,ともに金緑色の地に赤条斑があって美しい種類である。アカギカメムシCantao ocellatusはアカメガシワで育ち,産卵後,雌は卵塊上に静止して卵を保護する。また旧ソ連地域や中近東のチャイロカメムシEurygaster sinicaはムギ類の大害虫であるが,平地から高山まで遠距離を移動して越夏,越冬し,春また平地の畑に戻る習性が知られている。…
※「Cantaoocellatus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」