世界大百科事典(旧版)内の《Canut》の言及
【シュレーゲル】より
…今日では忘れ去られているが,その作品は,1740年代から70年代にかけては,ドイツの劇場の代表的なレパートリーであった。代表作は,デンマーク王クヌット(カヌート)と野心家ウルフォの対立を描いた悲劇《カヌートCanut》(1746)である。思想的には啓蒙主義を基盤にしながら,ゴットシェートとは違って演劇の娯楽性を強調し,ドイツ独自の新しい演劇の確立を主張した。…
※「《Canut》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」