世界大百科事典(旧版)内のCassaperilMezzogiornoの言及
【メッツォジョルノ】より
…かくして,南部に対する政府の基本的姿勢が,〈自由放任〉から〈介入〉へと転換していく背景の一端が形成される。 南部に対する介入は,すでに1950年の土地改革と南部開発公庫Cassa per il Mezzogiornoの設置によって第一歩を踏み出していた。もっとも,食糧増産や失業対策といった戦後復興とのからみもあって,当初は粗放的農業の改善および道路や鉄道などの公共事業がすべてであった。…
※「CassaperilMezzogiorno」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」