世界大百科事典(旧版)内のCelaneseの言及
【アセテート繊維】より
…セルロースアセテート(第二次酢酸セルロース,単にアセテートともいう)および三酢酸セルロース(トリアセテート)で作られる繊維をともにアセテート繊維という。アセテートは1869年に発見され,第1次大戦中飛行機の翼の塗布用として用いられていたが,戦後その用途がなくなってから,イギリスで人造絹糸として用途開発され,1921年商標セラニーズCelaneseで初めてアセテート繊維が市場に出された。絹に似た光沢をもち,伸度は大きくて羊毛と同じくらいであり,しわがよりにくい特色をもつ。…
※「Celanese」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」