Cellarius,C.(その他表記)CellariusC

世界大百科事典(旧版)内のCellarius,C.の言及

【時代区分】より

…それは16世紀ヨーロッパのルネサンス運動の中で,この運動の指導者たちが,これから出発すべき新しい時代を〈現代〉,これに改新の手段を与える模範とすべきギリシア・ローマの古典古代文明を生んだ時代を〈古代〉,その中間のキリスト教中心の時代を〈中世〉ととらえたことに由来する。なおこの区分は,ドイツの学者ケラリウスChristophus Cellarius(1638‐1707)がその著作に用いてから一般化したとされる。それは,古代と現代(近代)を重視する一方,中世を過渡的で克服すべき時代とみるなど,ヨーロッパ市民階級の台頭過程における彼らの自己認識の表現として生み出されたものであったが,世界史の時代区分だけでなく,各民族史にも適用されうる便利なものであったため,その根底にある価値観を離れて,文明化したすべての民族の歴史の時代区分として使われるようになった。…

※「Cellarius,C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む