世界大百科事典(旧版)内のChamberlen,P.の言及
【鉗子分娩】より
…たとえば,ネーゲレ鉗子は牽引に,キーラン鉗子は児頭の回旋に主として利用される。 産科鉗子は16世紀後半から17世紀初頭にかけてイギリスのチェンバレンChamberlen家一族の親子数代にわたって創意工夫がなされたが,創始者はそのうちのピーターPeterとされている。チェンバレン家では,この難産に対する鉗子の応用を門外不出の家伝として秘匿しつづけたため,この正体が明らかになったのは18世紀初頭であった。…
※「Chamberlen,P.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」