世界大百科事典(旧版)内のChantelou,F.deの言及
【古典主義】より
…その結果,芸術家たちの活動や作品の評価に大きな影響を与えた多くの理論書が書かれ,明確な価値の序列が形成された。バザーリは,その《芸術家列伝》(1550,1568)の序論において古代芸術を高く称揚し,シャンブレーRoland Chambray(フレアール・ド・シャントルーR.Fréart de Chantelou,1606‐73)は《古代建築と近代建築の平行関係について》(1650)によって,フランス古典主義理論の最初の基礎を置いた。18世紀におけるウィンケルマンの《ギリシア芸術模倣論》(1755)も,そのような規範的美学の展開において大きな役割を果たした理論の一つである。…
【プッサン】より
…このころからは,ラファエロの作品に強く刺激される。またフランスの美術愛好家の目にもとまり,38‐39年フランスの時の宰相リシュリューの強い招きを友人の美術批評家フレアール・ド・シャントルーFréart de Chantelou兄弟を介して受ける。迷ったのちに40年パリに出発。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」