世界大百科事典(旧版)内のCharlevoix,P.F.X.deの言及
【日本研究】より
…ロドリゲスの《日本小文典》は20年にはフランス語訳が中国の澳門(マカオ)で刊行されている。鎖国後もイエズス会の日本研究は続けられ,カナダ布教をし《トレブー百科事典》の編集に22年も従事したフランス人シャルルボアPierre François Xavier de Charlevoix(1682‐1761)は,《日本切支丹史》3巻(1715)で広く影響を与えたが,現地で資料を使えるのは平戸,長崎のオランダ商館に居住を許される者のみになった。約20年間在日したF.カロンは《日本大王国志》(1648)をオランダ語で書き,1690年(元禄3)に来日したE.ケンペルは《日本誌》《江戸参府旅行日記》を,1775年(安永4)来日したC.P.ツンベリーは《日本植物誌》《日本紀行》を,1823年(文政6)来日したシーボルトは《日本》を刊行した。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」