世界大百科事典(旧版)内のCharnock,J.の言及
【カルカッタ】より
…しかしコロマンデル海岸ぞいに北上してきたヨーロッパ人にとって,ガンガー川デルタの西端にあるフグリ川は,ベンガルのなかで最短地点にあり,かつ同川水系を通じてガンガー平原の内陸地方への進出が容易であった。イギリス東インド会社のチャーノックJ.Charnockがここに最初にやって来たのは,1686年であった。フグリ川東岸にそう自然堤防上の現在のカルカッタの地には,当時,北からスターヌティSutānuti(現在のハウラー橋北方),カーリーカタKālīkata(現在のダルフージ広場周辺で現地名の語源),ゴービンドプルGovindpur(現在のマイダンMaidan南部)の3農村集落があるのみであった。…
※「Charnock,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」