世界大百科事典(旧版)内のChinesewater-chestnutの言及
【クログワイ】より
… 古くから知られた植物で,クログワイの名は《和名抄》や《本草和名》にすでに出ており,昔はその塊茎を野生の植物から採り,または栽培して食用にしたかもしれない。現在,中華料理で通称クログワイとして出されるものは日本本来のクログワイではなく,中国で育種されたオオクログワイE.dulcis Trinius ssp.tuberosa (Roxb.) T.Koyamaの塊茎で漢名を荸薺馬蹄(英名Chinese water‐chestnut)というものである。この塊茎は紫褐色からほぼ黒色の皮に包まれた扁球形で,直径3~5cm,高さ1.5~2cmの大きさになり,白い肉はわずかに甘味があって歯切れがよい。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」