世界大百科事典(旧版)内のchoreaminorの言及
【シデナム】より
…痛風,舞踏病,肺炎などの記述があり,主著《医学観察Observationes medicinae》(1676)が名高い。通常リウマチ性疾患に関連して,主として小児におこる小舞踏病chorea minorを詳しく記載したことから,この病気はとくに〈シデナム舞踏病〉とよばれる。【古川 明】。…
【舞踏病】より
…シデナム舞踏病,ハンティントン舞踏病が代表的であるが,そのほかにも症候として舞踏病様不随意運動を呈する疾患がいくつかあり,舞踏病という言葉は病名として用いられるばかりでなく,このように症候を示す場合にも使われることがある。
[シデナム舞踏病Sydenham’s chorea]
イギリスの医師T.シデナムにより1684年初めて記載されたもので,小舞踏病chorea minorともいわれる。溶連菌感染によるリウマチ熱に伴うものが多いが,抗生物質の普及とともに近年は非常にまれになってきている。…
※「choreaminor」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」