Church'sthesis(その他表記)Churchsthesis

世界大百科事典(旧版)内のChurch'sthesisの言及

【数学基礎論】より


[リカージョン・セオリー]
 帰納的関数の理論は有限的手法やアルゴリズムについての数学的研究に端を発したもので,エルブランJ.Herbrandの提唱に基づき,ゲーデル,クリーネS.C.Kleeneによって帰納的関数の定義が確立した(1936)。アルゴリズムや実際に計算可能といった概念についてのまったく異なった様式によるいくつかの数学的定義が同時期に提出されたが,それらはいずれも同等な概念であることが証明されたことなど種々の理由によって,〈その値を計算するアルゴリズムを有する関数とは帰納的関数のことであると解しよう〉というチャーチの提唱Church’s thesisとなった。これはきわめて妥当なものと認められ,帰納的関数の理論は決定問題の解決に数学的根拠を与えることとなった。…

※「Church'sthesis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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