世界大百科事典(旧版)内のClouet,J.の言及
【クルーエ】より
…フランスの肖像画家。トゥール生れ。父ジャンJean Clouet(1485ころ‐1541ころ)はフランドル出身の画家で,フランスに帰化した。1541年父より王室画家の地位を継ぐ。署名作品は《薬種商ピエール・クートの肖像》(1562)と《浴女》のみである。4代の王に仕え,王侯貴族を描き,油絵《アンリ2世像》(1559),素描《シャルル9世像》(1566)をはじめ彼の作と推定される作品は数多く存在する。…
※「Clouet,J.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」