世界大百科事典(旧版)内のcohesiveenergydensityの言及
【接着】より
…このような場合には,界面の結合の起りやすさは2物質間相互の混りやすさ,すなわち,相互の間の溶解度に関係し,溶解度パラメーターsolubility parameter,略してspという量が接着性のだいたいの目安になる。分子Aからなる物質が分子間力で凝集しているとき,単位体積(1ml)中に含まれるすべての分子間結合A-Aを切り離すのに必要なエネルギー,すなわち凝集エネルギー密度cohesive energy densityの平方根をspと定義する。spの値が互いに等しいときに二つの物質は混合しやすいこと,接着においてはよい接着が得られる傾向があることが実験で認められている。…
※「cohesiveenergydensity」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」