世界大百科事典(旧版)内のcoldtypesystemの言及
【新聞】より
…こうして鉛活字のかわりに,さん孔テープを自動写植機にかけることによって1行15字に印字したフィルムを出力させ,このフィルムを写真やカットなどとともに1ページ大に貼り合わせ(大貼り),それをネガフィルムにしたうえ,鉛版のかわりに樹脂版または金属平版に製版して輪転機にかける方式が開発され,1968年《佐賀新聞》がまず採用した。これは製作工程から鉛を追放し,軽量化したもので,HTSに対しCTS(cold type system)と呼ばれる。さらにこれに大型コンピューターを導入して,小組み,大貼り,訂正などすべてをディスプレー装置を使って行い,紙面1ページのフィルムをつくり出すCTS(computerized typesetting system)が開発された。…
※「coldtypesystem」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」