世界大百科事典(旧版)内のcollegiummusicumの言及
【ベルギー】より
…17世紀に入ると,イタリアやフランス,ついでドイツの音楽が主流を占めるなかで,オルガン音楽のケルクホーフェンAbraham van den Kerkhoven(1618?‐1701),オペラのザンポーニGioseffo Zamponi(?‐1662),教会音楽のフィオッコPietro Antonio Fiocco(1650ころ‐1714)などが活躍,ハープシコード製作でもリュッケルス一族が名器を作り出していた。また,音楽活動は宮廷や教会のほか,市民の間でも盛んとなり,諸都市に愛好家によるコレギウム・ムシクムcollegium musicum(ラテン語)が誕生した。18世紀には,ブリュッセルやリエージュなどでオペラやバレエが盛んとなり,グレトリーやゴセックらが作品を残している。…
※「collegiummusicum」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」