colposcopy(英語表記)colposcopy

世界大百科事典(旧版)内のcolposcopyの言及

【コルポスコープ】より

…初めドイツを中心にヨーロッパ諸国で使われていたが,日本には第2次大戦後導入され,昭和30年代から広く用いられており,1970年以降アメリカを含む全世界に普及した。 コルポスコープを用いた検査をコルポスコピーcolposcopyというが,コルポスコピーは頸部粘膜の色調やそこにみられる微小血管の性状など肉眼では見ることのできない微細な変化を検索し,その所見から悪性病変の部位や広がりを確認して病理組織診断のための最適な生検部位の同定に役立つのみでなく,これ自体で,病変の悪性度の推定が可能である。まったく苦痛を伴わず,細胞診とともに子宮頸癌の早期診断には不可欠の検査法である。…

【内視鏡】より

… 腟,子宮頸部腟の内部はへら状の器具で見ることができるが,癌ができやすい子宮頸部はさらに弱拡大の顕微鏡を用いて拡大観察をする。コルポスコピーcolposcopyと呼ばれ,子宮癌の検診のさいにも行われている(婦人科内視鏡)。 腹腔,胸腔細い針を用いて腹腔または胸腔内に空気を入れて内腔を広げ(人工気腹,人工気胸),腹壁や胸壁に小切開を加えて硬性鏡である腹腔鏡や胸腔鏡を挿入し観察する。…

※「colposcopy」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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