世界大百科事典(旧版)内のColumbaliviaの言及
【伝書バト(伝書鳩)】より
…鳥綱ハト目ハト科のカワラバトColumba liviaが,方向感覚,帰巣性に優れ,長距離飛行の能力が高く,また飼養が容易なことに着目して,通信に利用するため家禽(かきん)化したものをいう。第2次世界大戦直後までは軍用に多用されたので軍用鳩とも呼ばれた。…
【ドバト(土鳩∥鴿)】より
…【柳沢 紀夫】。。…
【ハト(鳩)】より
…カワラバト亜科はもっとも大きな亜科で,アオバト亜科に属するアオバト・ミカドバト類を除くほとんどの種を含んでいる。この亜科には樹上生のもの,岩場にすむもの,地上生のものなどがあり,代表種はカワラバトColumba liviaやベニバトStreptopelia tranquebaricaである。野生のカワラバトは南ヨーロッパから北アフリカおよび中央・西アジアにかけて分布するが,古くから家禽化され,飼いバトや伝書バトとなって世界的に広がり,さらに飼いバトが逃げ出して半野生状態になったドバト(イラスト)が公園や神社や広場など人が餌を与えるところにはどこでもすんでいる。…
※「Columbalivia」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」