世界大百科事典(旧版)内のcomedyofhumorsの言及
【喜劇】より
…この劇は台本をもつ正統喜劇commedia sostenutaと対立するものであるが,ヨーロッパ各地に進出し,正統古典喜劇の成立に大きな影響を与えることになる。エリザベス朝期のイギリスでは,ベン・ジョンソンが,《十人十色》《ボルポーネ》などの性格を中心とした気質喜劇comedy of humorsを書いている。シェークスピアも《ヘンリー4世》や《ウィンザーの陽気な女房》のなかで,フォールスタッフのような喜劇的個性を創造したが,《まちがい続き》のような状況喜劇も書いているし,悲劇性を含む悲喜劇や,幻想的な喜劇《あらし(テンペスト)》も書いている。…
【ユーモア】より
…【小池 滋】。。…
※「comedyofhumors」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」