世界大百科事典(旧版)内のCommunionTableの言及
【祭壇】より
…祭壇の用語が確定されたのは4世紀ころである。祭壇は現在でも多くの教会で聖卓Holy Table,聖餐卓Communion Tableと呼んでいるように,〈最後の晩餐〉にならって十字架の犠牲がくり返しささげられる場であり,人間の祈りと聖霊との交わりの場であると理解されている。3世紀以来殉教者の墓で聖餐を守る習慣が生まれたことから棺の形にしつらえた石の祭壇となり,殉教者の遺骨や遺物(聖遺物)は聖別された祭壇の中か,聖遺物匣(ばこ)に入れるカトリック教会の慣習の起源となった。…
※「CommunionTable」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」