世界大百科事典(旧版)内のcompoundfractureの言及
【骨折】より
…開放骨折の場合,たとえ皮膚の創傷がどんなに小さくても,骨折部が直接外界と交通しているため,感染を起こす危険性があり,骨折の修復過程にも不利な点が多い。なお開放骨折と複雑骨折compound fracture,閉鎖骨折と単純骨折は同意語として用いられており,骨折線がどのように複雑であっても,外界との交通がなければ単純骨折である。しかし,このような表現はともすれば混乱を招くので,複雑骨折,単純骨折という名称は用いないほうがよい。…
※「compoundfracture」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」