世界大百科事典(旧版)内のconseildesprud'hommesの言及
【労働裁判所】より
…日本においても久しく労働裁判所の必要性が説かれているが,地方裁判所のいくつかに労働事件を専門に取り扱う部が置かれているほかは特別な措置はとられていない。
[各国の労働裁判所]
(1)フランス 各国の労働裁判所のうち最も長い歴史を有するのがフランスの労働審判所conseil des prud’hommesである。ナポレオン1世治下の1809年につくられたこの制度は,労働関係から生ずる個別的紛争を労使代表を審判官とする二者構成の司法機関で処理しようとするものであり,その起源は古く中世の職業別紛争処理制度に発するとされる。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」