世界大百科事典(旧版)内の《Coplasporlamuertedesupadre》の言及
【マンリーケ】より
…王位継承の内乱においてカトリック女王のイサベル1世のために戦い,英雄的な死を遂げた。父ドン・ロドリゴの死を歌った,ほぼ40連から成るただ1編の詩《父の死に寄せる歌Coplas por la muerte de su padre》(1476)で文学史上確固たる地位を占めているが,この詩は現世的なもののはかなさ,永遠の生の希求という古典的テーマに抒情的で完璧な表現を与えた絶唱で,世界文学における悲歌の傑作として,ミルトンの《リシダス》やテニソンの《イン・メモリアム》と並び称されている。【牛島 信明】。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」