世界大百科事典(旧版)内の《CorpusHippocraticum》の言及
【ヒッポクラテス】より
…彼にはテッサロスとドラコンという2人の医者の息子がいたが,医学者としては女婿のポリュボスがすぐれていた。 現存する70編の《ヒッポクラテス全集Corpus Hippocraticum》は,若干の作を除くと,前3世紀初めプトレマイオス1世治下のアレクサンドリアの学者や図書館員によって編纂されたものである。その土台となったのは前5世紀半ばころから前4世紀半ばころまでの間に成立したヒッポクラテス自身の作と他のコスの医者たちの作を含むコス学派の叢書で,それと相並ぶクニドス学派の作も採られた。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」