世界大百科事典(旧版)内の《CorpusInscriptionumLatinarum》の言及
【金石学】より
…刻文年代は前7世紀末から古代末期にいたるが,帝政初期への集中がかなり著しい。ラテン碑文学は,モムゼンの首唱のもとに19世紀ドイツで企てられたラテン語金石文の集成《コルプス・インスクリプティオヌム・ラティナルムCorpus Inscriptionum Latinarum》(1863‐ )の刊行によって,その基礎が築かれた。ラテン碑文の場合,刻文形式のうえで目を引くのは,省略記号を頻用することと,文の定型化が著しいことである。…
※「《CorpusInscriptionumLatinarum》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」