世界大百科事典(旧版)内の《Cosmographicusliber》の言及
【アピアヌス】より
…ザクセンのライスニヒで生まれ,ライプチヒ大学で数学を学ぶ。多くの地図,数学書,宇宙誌を著し,天文観測器具を作製したが,ランツフートで刊行された《宇宙誌Cosmographicus liber》(1524)は,1609年にいたるまでほぼ60版を重ね,S.ミュンスターのそれと並びコペルニクス説以前の代表的な宇宙誌とされた。第4版(1527)以降は弟子ヘンマ・フリシウスの編纂で世界地図が加えられている。…
※「《Cosmographicusliber》」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」