世界大百科事典(旧版)内のCourtdeGéblin,A.の言及
【タロット】より
…語源はアシュトレト=アスタルテ女神とも,古代ペルシア語のタリスクtariskから派生した古代エジプト語のタルートtarut(〈問いかけられた者。余は答えを切望する〉の意)ともいわれ,後者はナイル川の水の増減を占う卜占装置として発生したという起源説(クール・ド・ジェブランA.Court de Géblin)と結びつく。またタロットの〈大アルカナ〉22枚は,ヘブライ語のアルファベット22文字にそれぞれ対応しているところからヘブライ起源説(E.レビ)があり,さらに古代インドのチェス遊戯チャトゥル・アンガchatur‐angaに特に〈小アルカナ〉のデザインを思わせるものがあることから,インド起源説もある。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」