世界大百科事典(旧版)内のCouzigou,Y.の言及
【吸引分娩】より
…胎児の頭部に吸引カップを陰圧をもって吸着させ,これを牽引して胎児をはやく娩出させる方法。最初に実用化したのはフランスの医師クージグーY.Couzigouで,パリ医学会に1947年に発表した。これは吸角を4本のひもで牽引する装置であるが,次いで53年にスウェーデンのマルムストレームT.Malmströmによって,吸引カップの中央に装着してある吸引管の中に鎖を通す方法が考案され,吸引と牽引とが同時に行えるようになって,今日の隆盛を招く基礎となった。…
※「Couzigou,Y.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」