世界大百科事典(旧版)内のcraniotabesの言及
【くる病(佝僂病)】より
…
[症状]
くる病となった小児は不機嫌で顔色が悪く,疲れやすいなどの症状がみられ,手首やひじ,ひざの関節がはれていて,さわると痛がって泣く。乳児では頭の大泉門が閉鎖するのが遅れたり,頭蓋癆(ろう)craniotabesといって,頭の骨が薄くなり指先で強く押すとへこむようになる。治療せずに放置されるとO脚,X脚,脊柱彎曲(わんきよく)(脊椎側彎症)など,骨の変形が起こり,身長も伸びなくなる。…
※「craniotabes」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」