世界大百科事典(旧版)内のcriterion-referencedtestの言及
【学力テスト】より
…標準学力テストは,学力の目標分析の後にテスト問題が作成され,標準的な集団に対して事前に予備調査がなされたうえで作られたテストであり,個々人の成績は,この標準的集団との相対的な位置によってその学力が決定される。最近では,目標との関係でその学力水準を確かめる目標準拠標準テストcriterion‐sekaidaihyakka_referenced testも開発されている。しかし,学力テストは,再生法,完成法,選択法,結合法,真偽法などさまざまな技術が開発されても,その中心は,知識と記憶の量を測ることになりがちであり,思考力,論理展開力,文章構成力などは測定困難なために,教育の中では,その功罪がしばしば社会問題となる。…
※「criterion-referencedtest」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」