世界大百科事典(旧版)内のCrombie,A.C.の言及
【科学史】より
…邦題《科学思想の歴史》)に至るさまざまな科学史書が,その範疇(はんちゆう)に入ると思われる。もっともこの時期には,客観的な記述を目指した通史,たとえばメーソンS.F.Mason《科学の歴史》(1953)などの試みもあり,あるいは,従来の啓蒙史観に由来する中世蔑視に対する反省から中世に照明を当てたクロンビーA.C.Crombie《アウグスティヌスからガリレオヘ》(1953,59。邦題《中世から近代への科学史》)やH.バターフィールド《近代科学の起源》(1949)などの著作が現れた。…
※「Crombie,A.C.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」