世界大百科事典(旧版)内のCrotusRubianusの言及
【無名人の手紙】より
…16世紀初めドイツで出版された。作者は匿名であるが,だいたいエルフルト大学の学徒クロトゥス・ルビアヌスCrotus Rubianus(本名イェーガーJohannes Jäger,1480ころ‐1545ころ)やフッテンらと考えられる。その機縁をなしたのは,改宗ユダヤ人フェッファーコルンJohannes Pfefferkorn(1469‐1522か23)のユダヤ教徒迫害と,これに対抗して学問的な見地からユダヤ教学の保全と古文書研究をまもろうとした人文主義者ロイヒリンとの抗争であった。…
※「CrotusRubianus」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」