世界大百科事典(旧版)内のCullinanの言及
【ダイヤモンド】より
…伝説によれば,フランスのダイヤ商人タベルニエJ.B.Tavernier(1605‐89)が1668年ころインドの寺院でラーマーシーターの神像の目からそれを盗み取ったためのたたりだという。なお世界最大のダイヤモンドといわれる南ア産の〈カリナンCullinan〉は原石が3106カラットあったといわれ,現在は数個に分割されてイギリス王室の王冠や笏に飾られている。【荒俣 宏】
【鉱物学的性質】
化学組成は炭素で,石墨(黒鉛)と同じであるが,結晶構造がまったく異なる多形の関係にある。…
※「Cullinan」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」