世界大百科事典(旧版)内のDārābdjirdの言及
【ササン朝美術】より
…スタッコはしっくいをベースに大理石の粉末などを混ぜ,型押しや型流し,または彫刻によって図柄を表したパネルを作り,そのパネルを組み合わせて壁面を埋めるものである。 都市プランには,アルダシール1世の建設したフィルザバードやダーラーブジルドDārābdjirdのようにパルティアの伝統を踏襲した円形都市と,シャープール1世の建設したビシャープールのようにヘレニズム風の長方形プランで道路が縦横に敷かれた都市とがある。
【彫刻】
彫刻を代表するものは磨崖浮彫で,現在30余点が知られている。…
※「Dārābdjird」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」