世界大百科事典(旧版)内のdeontologyの言及
【義務】より
… 道徳的理論として義務の自律的正当化を行おうとする立場には古来,二つの対照的な傾向が看取される。一つは,義務をそれ独自の,他に還元されえない規範と考える義務論deontologyの立場で,もう一つは,行為の義務をそれが実現する結果,目的のよさによって決定され,目的への手段であるとみる目的論teleologyの見地である。後者は結果の内容とそれがだれに向けられるかによって,さらに快楽主義,利己(他)主義,功利主義等に分かれる。…
※「deontology」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」