世界大百科事典(旧版)内のdepersonalizationneurosisの言及
【離人症】より
…これらは神経症,鬱(うつ)病,精神分裂病の症状として出現するほか,正常者でも疲労困憊(こんぱい)時に現れる。この離人症状だけが長期にわたって出現しているものを離人神経症depersonalization neurosisあるいは単に離人症といい,10歳代の後半から20歳代前半を中心に出現するものが多い。女子に多くみられるとされ,一定期間の強い感動体験,感情の緊張が続いてそれが解消したとき,あるいはまったくいきなり出現し,数年間も持続する。…
※「depersonalizationneurosis」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」