世界大百科事典(旧版)内のDH法の言及
【炉外精錬法】より
…1952年に開発された流滴脱ガス法として知られる真空脱ガス法は,鋼中の水素除去を目的としていたが,これが今日の炉外精錬法の始まりである。56年には真空吸上式のDH法,58年には環流式のRH法が開発され,水素のみではなく,酸素,炭素,酸化物系介在物の除去機能をも果たすようになった。大量の溶鋼を処理しうることから転炉用に普及し,しだいに電気炉にも採用されるようになった。…
※「DH法」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」