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dhawāt dhawat

世界大百科事典内のdhawātの言及

【地主】より

… 第1は,荒蕪地の授与である。国家は,村落所属耕地の周辺に存在し,通年灌漑体系の整備とともに可耕地となっていった荒蕪地を,開墾奨励という目的から,トルコ人,チェルケス人らの支配階層(ザワートdhawāt層),遊牧民首長らに,所有権上あるいは税制上の特典をつけて授与した。こうした土地授与によって被授与者に与えられた権利は,その当初にあっては,荒蕪地開墾という国家への義務履行を果たす限りにおいて認められた一つの特権にすぎなかったが,イスラム的土地法体系に代わる近代的土地法体系への移行の過程で,土地私有権へとすりかえられ,ここに,土地被授与者が近代的地主層として台頭してくる。…

【村】より


[地主制と農地改革]
 このリーフの性格が根本的に変化するのは,近代的な土地改革が実施され,むら社会が世界市場と直結する19世紀以降のことであった。エジプトでは,従来のシャイフに優越する新しい村長職(ウムダ‘umda)が設けられ,彼らはトルコ人やチェルケス人らの支配層(ザワートdhawāt層)とともに特権を享受し,その地位に応じて新興の地主層を形成した。とりわけアメリカの南北戦争の勃発を契機に綿花需要が拡大すると,政府の指導によって綿作モノカルチャー体制が導入され,これらの地主層は綿作農場主として多額の富を手中にした。…

※「dhawāt」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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