世界大百科事典(旧版)内のd'Hondt,V.の言及
【比例代表制】より
… 最大平均法は,各党に議席を与えるに際して,1議席の重みをなるべく大きくする,いいかえれば,1議席ができるだけ多くの票を代表するように議席を配分する方法である。ベルギーのドントVictor d’Hondt(1841‐1901)は各党の1議席当りの平均得票数を計算し,多い順に定数に達するまで議席を配分する方法を考えた(1882)。ドント式の具体的な計算方法は,各党の得票数を1,2,3,……という自然数で順に除していき,その商の大きい順に議席を与えていく,というものである。…
※「d'Hondt,V.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」