世界大百科事典(旧版)内のDictyosiphonalesの言及
【チョウチンミドロ】より
…しかし細胞を仕切る隔壁はない。体が多核管状であることから,海産緑藻のミルやイワヅタなどとともにミル目(またはクダモ目)に分類する場合が多いが,卵と精子による有性生殖を行うこと,葉緑体のほかにクロロフィルを含まない白色体をもつことなどの特徴を重視して,チョウチンミドロ目Dictyosiphonalesを設立する学者もある(フェルドマンJ.Feldmann,1954)。チョウチンミドロ属は1属1種で,沖縄のほかにスイス,フランス東部,カナダのオンタリオ湖,アメリカのミシガン,テキサス,ウィスコンシンなどの州に分布する。…
※「Dictyosiphonales」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」