世界大百科事典(旧版)内のDietz,R.S.の言及
【海洋底拡大説】より
…世界中の海洋底の合計面積は増加するわけではないが,中央海嶺の付近を見れば海洋底は拡大しているので,こうよばれた。 この考えの萌芽は,1940年代に出版されたホームズArthur Holmes(1890‐1965)の著書中に見られるが,明瞭な形を整えたのは60年代の初めで,ヘスHarry H.HessやディーツRobert S.Dietzらによる。海洋底拡大説を大きく前進させたのは縞状磁気異常の発見と,その成因を説明するバイン=マシューズVine‐Matthews説(1963)であった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」