世界大百科事典(旧版)内の《DiscoverieofWitchcraft》の言及
【奇術】より
…奇術が中世の宗教的呪縛から解放されるのはルネサンス以後である。1584年にロンドンで刊行された《妖術の開示Discoverie of Witchcraft》は世界で最初の英語で書かれた奇術解説書であり,当時行われていたおよそ50種類の奇術の簡単な種あかしがつけられている。著者のスコットReginald Scotは,奇術師ではなく,彼の真の目的は悪魔の存在を否定し,魔術と信じられているはなれ業も人間の手で合理的に行いえることを証明することにあった。…
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出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」