Driault,É.(英語表記)DriaultE

世界大百科事典(旧版)内のDriault,É.の言及

【東方問題】より

…東方問題とはという表現における〈東方〉とは,ヨーロッパ世界からみた〈東方〉を意味し,そこにはヨーロッパ人の視点と立場が色濃く投影されている。それは広義には古代ギリシアとアケメネス朝ペルシアの関係,中世ヨーロッパのキリスト教諸国とイスラム諸国の対立などがひきおこした事件を指すことも多い。たとえば,ドリオÉduard Driaultの《東方問題――その発端から1920年セーブル条約までLa question d’Orient depuis ses origines jusqu’a la Paix de Sèvres1920》(1921)では,第1章が〈ビザンティンとイスタンブール〉と題して,ビザンティン帝国の衰亡とオスマン帝国の興隆の叙述から東方問題を説きおこしている。…

※「Driault,É.」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android